「食」への愛について語る

 

わたしは「美味しいもの」が、好きすぎる。

(嫌いな人はいないかもしれませんが!)

 


わたしの母は管理栄養士で、料理教室の先生です。

毎日が「おいしい」に溢れている生活の中で育ったので、

食に興味を持つ事は必然的だったのかもしれません。


高校生の頃から飲食店のアルバイトでキッチンに立ち、

その後は食品関係の仕事をしていました。

 


そんな「美味しいもの」が好きなわたしですが、

この世界一周では、

食べもの・飲みものと向き合った旅をしたいと思っています。

 


そう思った理由の出来事がありまして。

今から約10年ほど前のはなし。

 

バングラデシュで飲んだチャイ(チャ)が、

あまりにも美味しすぎたのです!!!


ガツンとした甘さの奥に広がり、何ともまろやかな味だこと。

牛乳ではなく練乳を使用しているため、より深い味わいのチャイになる。

インドのマサラチャイよりもマイルドなイメージ。

 

現地の方いわく、電力供給不足・衛生面により

常温でも腐敗せず、消費期限が長い練乳を使用しているそう。

合理的ですよね。


イギリス植民地時代、良質な茶葉がイギリスへ送られ、

その後に残る粉のような紅茶をおいしく飲む方法として考えられたチャイ。

 

歴史、生活背景、良い作り手でこんなにも美味しいチャイが出来上がるのか、と感服。

今まで生きてきて「美味しさのゆえん」なんて気にしたことが無かった。

 

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世界一周に出たら、

美味しい食べもの、飲みものにたくさん出逢うことでしょう。


「美味しかった!」の一言で済ませることもできるのですが、

その美味しさにはバングラデシュで飲んだチャイのように、

国の文化、地理的条件、歴史背景など何か理由があるはず。

 

その理由を自分なりに考えて、

ブログの写真、文面を通じながら

食べた味が読者さんに伝わる記事を書けるよう、頑張ります!

 

忘れられない味。