メロウトリップ

世界一周旅行記です。


【インド】パンゴンツォ編

*一番下にSpangmik宿情報あり

2024.9

 


ジュレー!(こんにちは)しろです。

 

パンゴンツォ(湖)に行くためにレーからバスに乗ります。

パンゴンツォは標高約4,200メートルに位置し、5,000メートル級の山々に囲まれた、ラダックとチベットにまたがる塩湖で、その立地から秘境と呼ばれています。

 

 

ちなみにパンゴンツォのツォチベット語で「湖」という意味。

ラダックでも地名・宗教用語・自然地形の名称は、ほぼそのままチベット語系が使われています。

チベット文化圏を旅すると、ツォ(湖)をはじめ、ラ(峠)、ゴンパ(僧院・寺)、チュ(川)、などの言葉をよく耳にします。

 

 

2024.9のバス時刻表。パンゴンツォ行きは⑥

 

時刻表にも記載のある通り、パンゴンツォ行きは火曜日と金曜日の週2回しか運行していません。

 

当日にチケットが売り切れていると予定が後ろ倒しになってしまうので、出発前日の昼にバスターミナルでチケットをあらかじめ購入しておきました。

 

 

チケットを購入できて安心した途端、何やらおかしい...腹痛と下痢が止まらない!!!

 

 

バスチケットは既に購入済ですし、翌日出発できないとなると次の出発は3日後になってしまいます。今後の旅程が後ろ倒しになるのは避けたい。

 

脱水になるかと思うくらいのお腹の下し具合だったので、薬局で抗生物質入りの下痢止めを購入しました。

 

夜中も下痢と腹痛で夜中の3時まで全く寝れず。

 

3時間後に目覚めると、パタリと下痢の症状は治まっていました。

(インドの薬が効きすぎて、逆に怖いって!)

 

 

 

予定通りの朝7時半のバスに乗車成功。

バスの前方にはダライ・ラマ14世の写真が掲げられている

 

 

 

レーの街から離れていくにつれて、ぐんぐん標高が上がっていく。

 

パンゴンツォへ向かう途中、標高5,360mのチャン・ラという峠を越えます。

 

高山病に加えて前日の下痢による体力消耗と寝不足で体調がすぐれず、休憩の度に嘔吐。

 

富士山の頂上よりも1,500mも標高が高いので、バスで座っているだけとはいえども空気が薄いので頭が痛くて気持ち悪い。

 

レーからパンゴンツォ行きのバスは、空と山、湿地帯が織りなす美しい景色が広がる道のりで有名ですが、景色を楽しむ余裕ゼロ!!たすけて!!!

 

ブータンでも高山病でダウンした経験を考えると、高山病になりやすい体質なのかもしれません。

 

パンゴンツォには9年前にローカルバスで訪れたことがありますが、あの絶景をもう一度モチと一緒に拝むためにも、この体調不良は乗り越えなければなりません。

 

 

約8時間かけて15時半にパンゴンツォの麓にあるSpangmikに到着しました。

バスは翌朝のAM7時半にレーの街へ戻ります。

 

峠越えを含む約8時間のバス移動で、運賃350ルピー(約600円)は観光客の感覚では安く感じますが、地元の方の利用も多く、生活の足として考えると妥当な金額かもしれません。

 

 

spangmikにはバスの停車場所から徒歩数分圏内に何件かの宿(ホームステイ)があるので、直接交渉。

バスで一緒だった、日本人旅行者のシオリちゃんと3人で同じ部屋に泊まります。

SASOMA HOMESTAY / 朝、夕食、ホットシャワー付で1人800ルピー

 

チェックイン後、頭痛と吐き気が収まらなかったので、一人でベッドで休むことに。

パンゴンツォの標高は4,200mなので、まだ身体が高地に順応できていないよう。

 

ダイアモックス(高山病の薬)と水を飲んで寝たら体調が楽になったので、わたしも外の景色を見てきました。

曇りの天候でも、水が澄んでいて綺麗です



 

しばらくして、シオリちゃんとモチがお散歩から帰ってきました。

 

シオリちゃんは何時間も歩いた後に、この空気の薄い中で何本もタバコをスパスパと吸っていました。生命力強すぎい!

 

「日本ではメンソールのタバコを吸ってんねんけど、インドではメンソールのタバコが売ってへんから、日本から持ってきたハッカオイルをフィルターに垂らすとメンソールのタバコになんねん!」

 

勉強になります、姉さん。

 

 

シオリちゃんはインドの秘境でヒッチハイクしたり、服装からしても玄人旅人かと思っていたのですが、今回の旅が初海外らしいです。一瞬で意気投合。

 

 

20時、夕食の時間です。

他に宿泊しているお客さんたちと一緒にいただきます。


このカレーと付け合わせがとても美味しかった。

その美味しさに、皆おかわりをする手が止まりません。

 

韓国人の姉妹のボナさんとボソンさんとも仲良くなりました。

お姉さんのボナさんはインドのバラナシ在住で、妹のボソンさんがお姉さんが会いにインドに来てラダックを一緒に旅をしているそうです。

愛に溢れていて、太陽のように温かい姉妹。

 

翌朝の朝ごはん

トースト+オムレツ

レーに戻るバスは7時半発。

シオリちゃん、ボナさん、ボソンさんはこのバスでレーに戻ります。



わたしとモチはこのバスでは帰らずに、3日後に出発する次のバスでレーに戻ることにしました。

 

バスまでみんなをお見送り。

 

ボナさんとボソンさんには、またどこかでフラっと逢える気がして、あえて連絡先は聞きませんでした。

優しい言葉をかけて抱きしめてくれて、思わず涙が出てしまいました。

 

3人ともどうか、お気をつけて。

また、逢えますように。

 

 

 

(いろんな宿でごはんを食べたいので)宿を変えることに。

2泊目

SONAM YANGSKIT HOMESTAY

夕、朝ごはん付きツインルームで1人1,000ルピー

 

この宿の家族の子供がヤンチャでかわいい

 

宿の前に、家族が経営している小さな食堂と売店があります

空気が薄い中で食べるマギー(インスタントカレー麺)は至福

一晩休んだことで高山病の症状が和らぎ、平地にいるときとほぼ同じように活動できる状態になりました。

 

 

この日も空は曇り。

曇りの日は太陽の反射が少ないので、湖水本来の淡い水色(ミネラル分や微細な粒子による色)に見えるらしい

少し歩いた所に病院がありました

 

 

宿のリビングで家族が夕食の準備をしてくれています

朝ごはん

この宿も朝食はオムレツトースト


ホスピタリティ満載の家族で、たくさんチャイも入れてくれて、子供と遊んだり実家のようにくつろいでしまいました

 

 

3泊目

DECHEN KHANGSAR HOMESTAY

一番湖に近い立地

夕、朝食つきツインルーム1人750ルピー

リビング

 

JULLAY(ジュレー)! 
ゴミ箱に書いてあるので、この時のジュレーの意味は"ありがとう"なのでしょうか。

 

ちなみに、パンゴンツォはスマホの電波が届かず、各宿にはWi-Fiが無いので強制デジタルデトックスです。

 

夜ごはん

 

この宿に日本人の夫婦がいて、なんと夫婦のご自宅とわたしたちの家の場所が徒歩5分ほどの距離でした。

世界って狭い!

 

 

4泊目

徒歩圏内で他に泊まる宿が無いので、最後の1泊は泊まった3軒の中から選ぶことに。

相談の結果、美味しいカレーの味が忘れられなかったので1泊目に泊まったSASOMA HOMESTAYに泊まることにしました。

夕、朝ごはん付き3人部屋を2人で使用 1人1,000ルピー

 

 

4泊目にしてやっと晴れたのでお散歩をします。

滞在中で一番濃い青ー!!!

晴れの日は、濃い青空と強い日差しが湖面に反射してより鮮やかな青色に見えます。

曇りの日は、雲によって太陽光が拡散されて、日差しの反射が起きにくくなるため、湖水本来の淡い色が前に出て、透明感のある水色に見えます。

 
青色の湖も、水色の湖の顔もどちらも好きです。
 
この先はチベットに繋がっているんだなあ。
近くて遠い国、チベット

石積み。石を積む行為が、祈りを捧げる、功徳を積むと考えられています

 

 

夕ご飯

素材の味、スパイス感、すべてが美味しくてごはんが進む

美味しすぎる。

このカレーを食べるためだけに戻ってきて良かったー!!!

1泊目は高山病で少量しか食べられなかったけれど、今回は沢山いただきました。

 

 

宿のお母さんは割とクールな性格なのですが、

 

「とても美味しいです!ありがとう!」と伝えたら、

 

真顔から、一瞬ニヤリと笑って再び真顔になりキッチンに戻っていきました。

ツンデレ感がチャーミング!

 

 

1泊だけでは高地順応が出来なかったので4泊することにした結果、天候によって変わるさまざまな色の湖をゆっくり眺めることができて、とても満足のいく滞在になりました。

 

 

~宿情報まとめ~

*1、4泊目(SASOMA HOMESTAY)

夕朝食つき3人部屋を3人で使用の場合1人800ルピー、3人部屋を2人で使用の場合1人1,000ルピー

・ごはん美味しい

・ホットシャワーあり

 

*2泊目(SONAM YANGSKIT HOMESTAY)

夕朝食つきツインルーム1人1,000ルピー

バス停留所売店から最も近い

・圧倒的ホスピタリティ

 

*3泊目(DECHEN KHANGSAR HOMESTAY)

夕朝食つきツインルーム1人750ルピー

・湖から一番近い

・部屋の窓から湖が見える

・一番安い

・部屋のお手洗いの排水の臭い上がりあり

 

前回訪れた際に、(TIBETAN HOMESTAY)というチベット国旗が掲げられているチベタン老夫婦が営んでいるホームステイに宿泊し、オン・マニ・ペメ・フムのCDを聴きながらお手製のチベット料理を一緒にテーブルを夫婦と一緒に囲んでいただく貴重な経験をして、もしその宿が残っているのならば再び泊まりたいと思っていたのですが、残念ながらその宿はありませんでした。