2024.9
ジュレー!(こんにちは)しろです。
レーからラマユルにバスで移動します。
ラマユルは別名 月の谷 (ムーンランド)とも呼ばれ、月面のように見える奇岩・浸食地形が広がる小さな村です。
出発前日にバスチケットを買いに行きましたが、当日にしか販売をしていないと言われたので出発当日にバス停に行くことに。

バス停に向かって歩いていると、制服姿の女子学生2人がこちらをチラチラ見て何やら話している。
隣を通りすぎて前を歩いて行ったのだけれども、Uターンしてわたし達に近づいてきた。
女子学生「荷物が重そうですね。バス停に行くのであれば、荷物を持ちますよ。」
「自分たちの荷物だし、大丈夫だよ。ありがとう!」
女子学生「いいえ、持たせて!あなたたちはゲストだから!」
毎日持っている荷物なので手助けが無くても歩いて行けるけれど、まっすぐな表情の彼女たちに甘えて、胸に抱えていたわたし達のサブバッグを1つずつ持ってもらうことに。
彼女たちの名前はチョスドルとパミ。
高校3年生の受験生で、2人とも将来お医者さんになりたいのだそう。
ラダック語、英語、ヒンドゥー語が話せて、
家族や友達とはラダック語で会話し、学校の授業では英語、家のテレビはヒンドゥー語の番組が流れているのでヒンドゥー語を覚えたのだとか。
20分ほど一緒にお話しをしながら歩いていたら、バス停に到着。
チョスドルとパミが、バス停の運転手さんにラダック語で “どのバスがラマユル行きなのか” と “何時に出発するのか” を確認して、わたし達をそのバスまで案内してくれました。

出発まで時間があったので4人でお茶をすることに。
2人を見ていると、本当に仲良しでほっこりした気持ちに。
未来のことを心配せず、希望に満ちていて、あまりにも純粋で。
そのまぶしい輝きに、社会に揉まれて忘れてしまった何かを思い出させてもらった気がします。
出発するまで2人はバスの外に待ってくれていて、発車時に大きく手を振ってくれました。
あまりにも無垢で優しい表情に、ぐっときて泣きそうになった瞬間。
パミ「しろ!笑って~~~!!!」
特大の笑顔でそう声をかけてくれた、その姿が今も脳裏に焼き付いています。
どうか2人が、元気でずっと笑顔のまま過ごせますように。
バスは定刻通り出発。
意外と乗客が多くて、席に座れない人も多い。
一番前の席に座りましたが、席の前のスペースにも人が立っている。
なんということでしょう。
インド人おぢに壁ドンならぬ椅子ドン?を受けることに。2時間ぶっ通しで。

インド軍の基地が近くにあるのか、若い軍人の方々も多くバスに乗っていました。
途中の大きい街で多くの人が下車し、壁ドンからも解放されました。

約4時間でラマユルに到着。

あらかじめ調べていた宿の家族が、バスの到着時に客引きとして待っていたので、そのまま宿まで案内してもらえました。
【シンゲイホームステイ】


家族経営のホームステイ。
朝、夕食付で1,000ルピー/1泊2人
夕食にはラダックの郷土料理のチュデキをいただきました。

優しい味


ラマユルさんぽ
チベット文化圏らしい景色が広がります。





少し歩くと、ラマユルゴンパ(僧院)の姿が見えてきました。

ゴンパ(僧院)に入る前にお昼ご飯休憩

ラマユルゴンパの起源は約1,000年以上前ともいわれ、ラダックで最も古い僧院のひとつとして知られています。




観光客はほとんどおらず、とても静かです。

さらにお散歩。


歩き続けると、景色はさらに月面のような雰囲気に変わっていきました。

人が誰も歩いていないので、この景色を自分だけで味わえるのは大変贅沢。

次の場所に向かうために、ラマユルからレーにバスで戻ります。
帰りのバスは乗客数は少なくてガラガラだったけれども、
バスが揺れるたびに足元にガスボンベが転がってくる。

曲がりくねった道で揺れが大きくなり、ボンベが勢いよく転がって、ついには乗車口から外へ飛び出してしまった(!)
バスが停車して無事にボンベは回収され、走行再開。
移動中に予想外の場面に出会うことがあるので、移動時間もわりと好きです。