2024.9
アッサラームアライクム!(こんにちは)しろです。
今回の行き先は、パキスタン国境から数十キロの場所に位置する、ヌブラ渓谷最奥の村・トゥルトゥク。
フンダルからの公共交通は出ていないので、ヒッチハイクでフンダルからトゥルトゥクに向かいます。
*公共交通はレーの街から週末にトゥルトゥク行きのバスが出ている模様(2024年9月時点情報)
フンダルからトゥルトゥクまでは1本道で、ダイレクトで約2時間の道のり。
30分ほど待ったら、1台の車が止まってくれました。
ラダック系の軍人のお兄ちゃんで、20分程走行した駐屯地付近まで送ってくれました。
トゥルトゥクまでの道は一本道なので、目的地方面に進む車にお願いしたら、いつかはトゥルトゥクに辿り着くことができるだろうという作戦。
2台目と3代目はどちらもトラックの運転手のお兄ちゃんで、仕事の作業場付近まで連れて行ってくれました。
お兄ちゃんたちは陽気で車内は音楽ガンガン。
人生で初めてトラックの助手席に乗せてもらいましたが、助手席からの視界は思っていたよりずっと高かったです。
助手席の窓からカラッと乾燥した空気が入り込んできて、ラダックの山々の絶景に溶け込んでしまいそうになるくらい風が気持ちが良い。

4代目の待機中。
...40分ほど待っても車が一切通らない。
標高3,000mの快晴のもと、鋭い日差しが突き刺ささり、皮膚がじりじりと焼けていくのを感じます。
そんな最中、一台の車がわたし達の近くに停車し、ラダッキーのお姉さんが車から出てきて空き段ボールの束を道端に投棄(!)、
「おいで~!」
と手招きしてくれました。
わたし達を乗せるために、後部座席に置いてあった段ボールを片づけてくれた模様。
「職場が近くだから、3kmくらいしか乗せてあげられないけど売店があるからそこで降ろしてあげるね。何もないここで次の車を待つよりは良いと思うよ。」
なんたる優しさ。感謝で心がいっぱいです。
3分ほどの乗車でしたが、濃い時間でした。

何もない一本道だったのに、急に建物と売店が出現!



売店の目の前にゴンパがあり、行ってみることに




ヒッチハイク再開。
1台のラダッキーの家族の車が止まり、
「満員だから乗せてあげられないけど、がんばってね~」
と、りんごをくれました。

しばらく待っていると、バルティ系(イスラム系)のご夫婦が停車してくれて、
「家に帰るから家の前までなら。」
と、わたし達を乗せてくれました。
旦那さんのスマホのロック画面が奥さんの画像で、奥さんの表情からも仲睦まじさが伝わってきて、約40分間無言の車内でしたが何とも心地よい時間でした。
ご夫婦家の前で降ろしてもらい、
「ここが家だから、もしこの後トゥルトゥクに行く車が見つからなかったら私たちの家に来ると良いよ。」
と言っていただきました。
一日を通して素敵な人たちとの出逢いにより、涙が出そうになるわたし達。
その後すぐに、デリーから観光で来たインド人カップルが車に乗せてくれました。
トゥルトゥクに行くそうで、日が暮れる前になんとか目的地に到着できそうで安堵。
車窓から景色を眺めていると、たまに現地の方がヒッチハイクをする姿を目にしました。
建物も何もない荒野のような場所で立っている女性も何人か見かけ、、
そこでどのような事をしていたのか気になります。
ヒッチハイク開始から約6時間、4台の自家用車と2台のトラックに乗せていただき無事に目的地のトゥルトゥクに到着!!!
自分たちだけでは辿り着けなかった場所に、みなさんの優しさで到着することができて感無量。

地図を見ると、とても小さな村であることがよく分かります。
野生動物の分布も書いてくれているのですが、少し離れた場所にスノーレオパード(ユキヒョウ)も生息している模様!!
標高3,000~5,500mの冬は低温で過酷な環境に生息するユキヒョウ。
日本を出発し、ついにこんな秘境に到達したのだと実感しました。
初日の宿は、歩いていて目に泊まった「SUKOON TURTUK HOME STAY」
夕、朝食つき、Wi-Fi、ホットシャワー付きで850ルピー/1人
宿についた瞬間、強烈な腹痛と下痢でトイレから出られなくなりました。
ヒッチハイク中にお腹が痛くならないように空気を読んでくれてありがとう。わたしの腹。

少し村を歩いた景色から、トゥルトゥクは楽しい滞在になりそうだと感じました。
(②に続く)
