クズザンポーラ!(こんにちは)しろです。
プナカからティンプーへ、車で移動します。
約2時間半でティンプーに到着。
お店や家がズラリと並んでいて、都会だー!!!
ガイドさんによると、この20年ほどで建物が増え、街の風景が大きく変わったそうです。
今もまだ建設ラッシュが続いていて、実際にガイドさんが話している横でも、新しい建物を建設中でした。
インドからブータンに出稼ぎに来て、建設業に従事する人が増えたことで建設のスピードもぐんと上がったのだとか。
実際に工事現場で働いている人は、インド系の顔立ちの方ばかりでした。
「ここ数十年で生活は便利になったけれども、落ちているゴミなどが増えてしまった」と、
ベンチの近くに落ちてたビールの空き缶とタバコの吸い殻を見ながら、悲しそうな表情でガイドさんがそう言っていました。
この建設ラッシュ具合を見ると、数年後のティンプーはさらに景色の変化があるのだろうな、と感じます。
お昼ごはん。
数日前まで、タイの露店で「わーい!カオマンガイが130円だー!!」などと大喜びをしていたわたしたち。
こんなピシッとしているレストラン落ち着かなくてソワついてしまう。
レストランは政府指定のもので観光客の満足度を高めるためか、ウェイターさんがとても丁寧で気配りが行き届いており、ブータン政府の徹底ぶりが伺えます。
その後、街のシンボルでもあるメモリアル・チョルテンに向かいます。
この白い仏塔は3階建てで、内部にも入ることができます。
内部は写真撮影禁止なので画像は無いのですが、
内部の壁全体をきらびやかな仏画が覆いつくし、中心部分は憤怒尊の形をした歓喜仏(ヤブ・ユム)の表情と、色彩豊かな仏像が積みあがるような立体曼荼羅がありました。
日本やタイの仏像のお顔は、穏やかで微笑んでいる表情の仏像も少なくないのですが、ブータンは「力強い表情と骨格」で目を見開いた仏像も多いです。
ここは現地の人々の憩いの場にもなっているそうです。
仏塔のまわりをコルラしたり、座ってお話したりピクニックをしている。
仕事を引退したおじいちゃんおばあちゃんが、日中ずっとここに滞在することも少なくないそうです。
市場に移動します。
さすが唐辛子大国、唐辛子のラインナップが豊富です。
1つ、20ニュルタム(約35円)。
そのまま噛んだら硬すぎて歯が折れるかと思いました。水分が皆無です。
口内に入れて少しずつかじりながら削っていく。
味はあまりしなくて、お菓子の「おしどりミルクケーキ」の味を薄くした味のイメージ。
ブータンでも松茸が採れます。
ブータンでも高価で、特別な時にいただく食材なのだとか。
ビンロウ(噛みタバコ)を試させてもらいました。
ブータン人はビンロウを噛んでいる人が多く、歯が赤く染まっている人をよく見かけます。
(ビンロウの実・葉・石灰が化学反応をおこし、唾液が赤色になる)
噛んだ後の唾液を吐き捨てなければいけないのですが、モチはそのままゴックンと飲み込んでしまい。
その後、体調が悪くなり宿で吐いていました。(ブータン入国後、2日目で2回目の嘔吐)
夜、ティンプー市内のホテルに到着してから自由時間があり、単独で街の散策をして良いとのことだったので、近くのスーパーまでお散歩をしました。