メロウトリップ

世界一周旅行記です。


【タイ】バンコク編

 

サワディーカー!(こんにちは)しろです。

スコータイからバスで、バンコクへ向かいます。

約7時間でバンコクに到着。

たまたま母の日で、いたるところでシリキット王太后の写真が飾ってありました



 

バンコクは、とんでもなく外国人の観光客が多いー!!!(日本人含む)

そしてみんな、現地で買ったタイパンツを履いています。
タイでのドレスコードかというくらい、逆に履いていないわたしたちが浮いている気になってしまうほどみんなタイパンツを着用しているではないですか。

でも、バンコクのTHE観光地という浮かれた雰囲気、楽しくて好きです。

トゥクトゥクの客引きのドライバー、
アクセルでコールを切りながら(よくヤンキーがバイクをブンブン言わせているアレです)、とんでもなくドヤ顔でサムズアップをしてきて可愛かった。
話しかけて客引きをされるよりも、こういったドライバーのトゥクトゥクに乗りたくなってしまいます。

 

 

 

バンコクからロットゥー(乗り合いバス)でアユタヤに向かいます。

一時間ほどでアユタヤに到着。

まずは食堂でごはん



オートバイクを借りてアユタヤの遺跡群を観光します。

クメールやスリランカ様式の影響を受けた建築が特徴です。

 

 

ビルマ軍からの破壊により、頭の無い仏像が無数にあります。
1767年、アユタヤ王朝はビルマ軍に侵略されて、首都のアユタヤは徹底的に破壊されました。
信仰の象徴である仏像を意図的に破壊して精神的な打撃を与えることが目標だったようです。

その当時のビルマ軍も仏教徒なはずなのですが、首を破壊することに抵抗は無かったのかと疑問に思います。



その後、バンコクに戻ります。

 

夜になるとどんどん体調が悪くなっていき、吐き気や下痢で完全に寝込んでしまいました。
むし暑い気候で大量に汗をかき、屋内ではガンガン冷房を効かせていて、
それに加えて、胃腸に負担が大きく辛いエスニック料理。

タイはとても好きな国なのですが、どうも体がついていかず、、

タイに来ると毎回体調を崩してしまうので、どうやらタイとは相性が良くないようです。

そして残念ながら、次の国へ行く為の航空券を取っており空港に行かなければいけません。そして早朝フライトなので空港泊です。(地獄!)

 

駅のホームに向かって歩いていたら、出口のないバリケードの中?に入り込んでしまい困惑していたら、

現地の派手ギャルが「こっちだよー!おいでー!」と助けてくれました。

なんて優しいのでしょう。やっぱりタイが好きだーー

タイと体調の相性は最悪だけれども、タイ人のやさしさがすべてをカバーしてくれています。

 

無事空港に到着。
大きな ”ラーマーヤナ” 達がお見送りしてくれます

スワンナプーム空港の出国ロビーに来ると、はじめて海外一人旅に行った時のことを思い出します。

高校を卒業したばかりの18歳の3月。
アルバイトで貯めたお金を握りしめて、期待と不安で胸を膨らませてタイとラオスに飛びました。

 

異国の食事との出逢い、酷い腹痛に襲われて絶望を感じたこと、自分の行動次第で目に映る景色が変わること。

沢山の新しい発見がありました。

 

帰国時、ゲストハウスで仲良くなったお兄さんとお姉さんがわざわざスワンナプーム空港までお見送りに来てくれて。

お見送りをしてくれた優しさへの感謝と、この二人とは今後もう会えないのだろうか?と学校生活では発生し得なかった【一期一会の出会い】という、初めての感情の整理が出来ずに、号泣しながらお別れをして出国審査に並びました。

(涙のお別れをしましたが、二人とは数年後にタイで再会できました!)

 

あれから10年以上経ったけれども、

はじめて一人旅をした時の感情を忘れずに、これから先も新鮮な気持ちで、目にしたこと、心に触れたことを大切にしながら旅を続けていきたいものです。